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教職員の相互授業参観を行いました。

 教職員の授業力向上のため、相互授業参観を行いました。今回は、新規採用教員が担任をしている4年生学級で、3年生の担任が社会科の授業を展開し、それを校内の教職員が参観して指導方法を学ぶというものです。

 千葉県について学習する導入の時間で、県に関する様々な画像を見せ、千葉県にあるものとないものを分別させたり、仲間分けをさせたりします。特に仲間分けは、千葉県の地形や産業、観光地等、様々な視点を与えてくれる活動であり、活動するだけで社会科的なものの見方・考え方が深まります。実際に子どもたちも自分たちの考えで仲間分けをしながら、楽しそうに学習していました。

 

 たくさんの教材を用意するのは手間がかかりますが、その分子どもたちが目を輝かせて学習します。それを見て「やって良かった」という教師としての充実感も生まれます。

 ICT機器の活用による学習効率の向上も大切ですが、それ以前に教材そのものが持っている学びの本質や楽しさを追求できるような指導法の工夫に、これからも研鑽を積んでいきたいと思います。