用務員さんが本校舎玄関にシャクヤクの花を生けてくれました。「もう咲いているんですか?」と尋ねると、「会議室の外側に咲いていますよ」と教えてくれたので見に行ってみました。すると、紅色と白色のシャクヤクが咲いていました。「立てばシャクヤク、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」と昔から言われているように、美しい女性の代名詞としても用いられます。ただ、最近ではジェンダーフリーの考え方がかなり浸透しているせいか、あまり聞かなくなったような気も…。
花言葉を知らなかったので調べてみると「恥じらい」や「謙遜」のようです。理想の女性像として、いかにも昭和時代の日本人が好みそうな言葉だなと思ってしまいました。
一方で、今の時代に求められている理想の児童像は、「自らの考えを積極的に発信し、他者との対話の中で協働的に課題を解決したり新たな価値に気づいたりできる子ども」です。「謙遜」も大切ですが、時と場合に応じて「積極性」をも発揮できる子どもたちを育てていきたいと思います。