玄関に、清々しい香りとともに、スイセンの花が生けられていました。本校の用務員さんが仕事の合間に、いつも季節を感じさせる花を生けてくれます。本当にありがたいことです。
スイセンの花言葉は「うぬぼれ」。調べてみると、ギリシャ神話に登場する美少年ナルキッソス（ナルシストの語源になった名前）が水に映る自分の姿に見とれている姿に、花の形が似ていることから定着した花言葉のようです。
「うぬぼれ」というとネガティブなイメージですが、人間には生きていく上で、ある程度の自信と自己効力感が必要です。実力と乖離している自信はうぬぼれになってしまいますが、国際比較で日本人は自己肯定感が低いと良く言われます。本校の子どもたちには、自分という人間を好きになってほしい、自分の可能性を信じて、自信を持って未来を切り拓いていってほしい…と心から思います。